こんな業者には気をつけて!

近年シロアリ駆除業者では「他社に依頼したら、見積もりの金額よりも請求額が増えていた」「知らない間に作業が追加されていて金額も追加請求された」という報告が増えています。
どのような業界にも悪質な業者というものは存在し、シロアリ業者の中にも悪質な業者がいることは否定できません。

ですが「悪質なシロアリ駆除業者」と一口に言ってもどんな業者が悪質な業者となるのか分かりませんよね。
悪質なシロアリ駆除業者とは、作業と価格が見合わず、高額な金額を請求してくる、または本来なら不必要な施工まで強引に行う業者のことです。

悪質なシロアリ駆除業者には、さまざまな特徴があります。
今回は、悪質なシロアリ駆除業者が持つ特徴や行動などをご紹介します。
こちらで例に挙げた悪質な手口を参考に「悪質なシロアリ駆除業者」を見抜いて撃退し、良質なシロアリ業者へ依頼をしましょう!

悪質なシロアリ駆除業者の特徴と手口

悪質なシロアリ駆除業者の特徴と手口 悪質なシロアリ駆除業者に引っかかってしまわぬよう、よくある特徴と手口をご紹介します。

突然訪問してくる

シロアリ駆除業者に関わらず、アポなしで突然訪問し営業してくる業者は悪質な業者である可能性が高まります。
シロアリ駆除業者も例に漏れず、悪質なシロアリ駆除業者は訪問販売から多く突然訪問してきます。

営業者は担当エリアの住宅を片っ端から訪問し、たまたま在宅していた住人に「今、限定で床下診断を無料で行っています」といったキャンペーンを装った言葉で、きっかけを作ろうと声をかけてくることが多いでしょう。

突然家に来て「無料のキャンペーンで床下点検をしますよ」「地域限定で床下の点検が無料なのでお知らせに回っています」「役所から依頼されてきました」といった言葉をかけてくる場合、悪徳業者である可能性が高いので警戒しておくのをおすすめします。

訪問販売から始まる悪徳業者は、何としてでも家に上がりこもうとしますが、断ることが重要です。

被害報告の中にはシロアリ駆除の営業が目的であるはずなのに、別の目的を装って訪問してくるケースもあります。
たとえば住宅の通風口に取り付ける防虫ネットを理由にして、シロアリ駆除につなげるなどです。

1枚数千円で訪問販売してきて「それくらいなら」と家にあげると、床下で防虫ネットを取り付けた後に「床下でシロアリの被害が見つかりましたよ」といった具合です。
中には親切心で本当にシロアリ被害があったことを教えてくれる業者もいますが、シロアリ被害があると嘘をついて高額な施工費用を提示し、断れなくする流れも報告されています。

このような場合、すぐに契約するのではなく「他の業者と比較検討したいから」と言い、営業者には一旦お引き取り願いましょう。
契約を急かしたり契約しないと帰らないといったそぶりを見せる場合は、悪徳業者である可能性が高いので、警察に連絡し相談してください。

ちなみに事実とは違う事を伝えて契約させようとする行為は「特定商取引法」に違反します。

嘘の報告で契約させようとする

嘘の報告で契約させようとするのも、悪徳なシロアリ駆除業者の手口の一つです。
たとえば「床下の湿気が多い」「シロアリ被害があった」といった内容を、口頭だけで説明してくる業者もいますが、これには注意が必要です。

床下は素人では普段はなかなか足を踏み入れない場所となります。
悪徳業者はそれにつけ込み、特に必要のない施工をさせようと嘘を報告してくるのです。

まともなシロアリ駆除業者の場合、シロアリ被害の箇所を写真に撮って見せてくれたり、リアルタイムでカメラ撮影し、説明したりする業者もいます。
また写真を見せても、本当に自分の家の床下の写真なのかも注意して見ておきましょう。
なぜなら他所の家のひどい状態の写真を見せている、ということもあるからです。
口頭のみで説明を済ませる業者は、少々警戒してもいいでしょう。

契約を急かしてくる

シロアリ駆除の悪徳業者は契約を急かしてくる特徴があります。
「今決めてくれたら〇円でお得です!」
「今契約してくれたら無料で〇工事も行います」
このようなセールストークを交えて、即決させようとする業者は注意してもいいでしょう。

業者から決断を迫られても、契約を即決する必要はありません。
シロアリ駆除を依頼する場合は、いくつかの業者に無料点検を依頼し、相見積もりを取ることが一般的です。
「他の業者にも点検をいらいしているから」と言って、即決を断りましょう。

もしも勢いに負けて契約してしまっても「クーリングオフ制度」があります。
クーリングオフ制度とは、一定の期間なら無条件で契約の申し込みを撤回、または契約を解除できる制度です。
訪問販売の場合は8日以内なら適用されます。

やり方が分からない場合は最寄りの消費生活センターへ相談すると教えてもらえますので、被害に遭った場合はできるだけ早く相談してください。

ひどい業者はクーリングオフ出来ないよう、たとえば8月10日に契約したのに、契約書には8月1日と記入する手口を使います。
契約書の日付は見逃さずにしっかり確認しておきましょう。

手抜き工事・契約にない追加工事をする

契約したものの、実際に行うシロアリ駆除が手抜きである、または契約になかった工事まで勝手に追加して行い、追加請求されるなんてこともあります。
そもそもシロアリ駆除の技術もなく、市販されているシロアリ駆除スプレーを床下に撒き「施工完了しました」なんて悪徳な業者もいるほどです。
通常、シロアリ駆除工事は準備なども含めると2時間から3時間はかかります。
もし1時間ほどで作業が終了したと言われたら、適切なシロアリ駆除工事は行われていないかもしれません。

また悪徳な業者は工事日当日に「この作業も追加した方がいい」など、契約になかった工事をすすめてきたり、「必要な工事だったから追加しときました」と事後報告で勝手に追加して費用を請求することもあります。

よくある手口は「床下に非常に湿気が溜まっているから除湿した方がいい」といい、不必要な除湿剤などをすすめてくるケースです。
本当に必要な場合は工事日当日ではなく、無料点検時に相談があるはずです。

このような一方的な追加工事にもクーリングオフは適用されます。
強引に請求されても払う必要はありません。

定期検診を行っているか

一般的にシロアリ駆除工事には5年間の保証がついています。
5年間の保証期間中にシロアリ被害が再発したら無料で駆除作業を行います、といった内容で、良質なシロアリ駆除業者であれば、シロアリ駆除工事後に一定期間は定期検診を行います。

しかし悪徳なシロアリ駆除業者の場合、一度施工したらそれから放置でその後の調査を行うことはありません。

定期検診の回数や内容はシロアリ駆除業者によって大きく異なります。
このあたりもシロアリ駆除業者を選ぶポイントとなるでしょう。

また、定期検診はシロアリが再発していないかを見るためのものです。
定期検診ごとに「〇〇が必要だから工事を追加すべき」と営業してくる業者には注意してください。
もちろん状況によっては追加工事が必要な場合もありますが、この時もやはり相見積もりを取り、他業者にも点検を依頼することをおすすめします。

悪質なシロアリ駆除業者に引っかからないためにも

悪質なシロアリ駆除業者に引っかからないためにも

今回は悪質なシロアリ駆除業者の特徴や手口について詳しくお話ししました。
近年「他社に依頼したら、見積り金額より請求が増えていた」「知らない間に追加作業が発生して料金が上乗せされていた」という報告も増えています。
どのような業界にも悪質な業者は存在しますが、ある程度の知識を持つことは身を守ることにも繋がります。

・訪問販売には注意する
・口頭だけでシロアリ被害を報告してくる
・契約の即決を急かす
・定期検診を行わない

上記のようなシロアリ駆除業者とは契約しないようにしましょう。

良質なシロアリ駆除業者をお探しでしたら「シロアリの緊急駆除センター」をご用命ください。
シロアリの緊急駆除センターは実績50,000件を超えるシロアリ駆除の専門業者です。
確かな技術と経験に基づき、シロアリ0(ゼロ)を目指します。

シロアリの緊急駆除センターの料金設定は、現地調査・出張費用・建物養生(必要な場合のみ)・薬剤確保・木部処理・土壌処理の全てを含めた金額でご提示しております。
明朗会計で分かりやすいので、初めてシロアリ駆除業者を利用される方も安心です。

また5年間の再発保証つきとなっていますから、5年以内で発生した箇所と同一の場所・種類も同じシロアリ被害が再発した場合は、無料で駆除を行っています。
被害箇所は撮影しお客様にご納得いただいた上で施工を行います。

契約を急かしたりせず、お客様のご要望・状況に合わせたプランをオーダーメイドいたします。まずは無料の点検と訪問見積もりをご相談ください。